高校卒業式

2014 年3月1日(土)に卒業式がアリーナで行われました。卒業生は308 名。壇上に上がり、校長から「おめでとう」と声をかけられて卒業証書を受け取るときの顔は、皆晴れやかで輝いていました。高校3年間、それぞれにいろいろなことがあったと思いますが、最後は喜びと感謝の気持ちをもって卒業することができたと思います。続いて、皆勤賞21 名、精勤賞58 名の表彰が行わえれ、クラブ活動等で活躍した2団体と個人1名に生徒会功労賞が授与されました。
 卒業生を代表して高橋琳子さんが「答辞」を行いました。高校3年間を振り返り、高校で学んだこと、考えたこと、経験したことをいかして、これから自分たちの夢の実現に向けて取り組んでいきたいと気持ちを素直に語ってくれました。また、自分たちを支えてくれた友人や保護者、教職員などへの感謝の気持ちも伝えられました。
 式後には、PTA クラス委員のお母様方が半年かけて準備してくださった「卒業を祝う会」が開かれ、なごやかな雰囲気の中で保護者・教職員がともに卒業を祝うことができました。

(学年主任 須崎圭子)

◇◇◇卒業生に送る言葉(桜美林高校 第65回卒業式式辞)◇◇◇
                      
 昨日の朝、ウグイスが庭木で春の到来を告げていましたが、本日は、惜別の雨の朝となりました。三寒四温に雨の恵みを受け、新たな生命の息吹が芽生えます。自然の恵みも、皆さんの新たな門出を祝ってくれています。
 本日、ここに桜美林高等学校、第65回卒業証書授与式を挙行するに当たり、桜美林学園理事長・佐藤東洋士先生、桜美林大学長三谷高康先生をはじめ本学理事、学園関係者、ならびに本校PTA役員の皆様にご臨席を賜り、心から御礼申し上げます。
 ただいま2013年度卒業生、308名の生徒諸君に卒業証書を手渡しました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。保護者の皆様には、改めて心よりお祝い申し上げます。今日までの18年間お子様を支え、育まれてきた事に対しまして、心より敬意を表します。また、これまで本校にご協力、ご支援いただきましたことお礼申し上げます。夢と希望を抱いてみなさんが、本校に入学してから早や3年の月日が経ちました。時には長くもあり、短くもあった、3年間だったと思います。楽しいことばかりではなく、辛いこともあったことでしょう。しかし、それら一つひとつの経験は、みなさんが、これから大きく成長する糧となっていくことは間違いありません。
 皆さんは、桜美林高校入学直前、2011年3月11日、東日本大震災を経験し、2014年2月には、2度に渡り、関東地方は記録的な大雪に見舞われました。自然が持つ力の大きさを改めて実感したのではないでしょうか。この二つから、私たちは多くのことを学びました。一つは、古来から人々が学んだ自然に対する畏敬の念、2つ目は、人は困難な時も互いにいたわり合い、助け合い、分かち合える社会で生かされていると言うことです。
 マザーテレサは「貧困を作るのは、神ではなく、私たち人間です。私たちが、分かち合わないからです」と述べています。東日本大震災の時も、今回の豪雪被害の時も、与えられた立場で、共に支え合うことが実践されました。2月の大雪の際、山崎パンのトラックの運転手さんが会社の許可をもらい、雪のため身動きの取れなくなった人々に無料でパンを配った話もご存じの通りです。マザーテレサが「小さな事を大きな愛でするだけです」と語っている通りです。 
 1年生として入学した時、それぞれの学年が300名を超える大きな学校の規模に戸惑ったことでしょう。中高で力を合わせて作り上げた体育祭、文化祭。また、クラスの力を結集して取り組んだ合唱コンクールなど、先輩たちや仲間の活躍に目を瞠ったことでしょう。
 2年生では、平和学修をテーマとした修学旅行の際、真っ暗な壕の中での体験を通して、命の大切さや、共に助け合いながら生き抜いた人々の講話を通して「生きる、あるいは生かされている」事の意味を理解できたことでしょう。桜美林高校でのキリスト教教育を通して、命の大切さを一層理解し、若い世代が、平和を築くバトンを継承していく意義を実感してくれました。
 そして、3年生の年は、後輩の模範となって活躍すると同時に、進路選択の時期を迎え、目指す大学受験を終えて今日を迎えました。
 このような様々な活動の軌跡を残して、皆さんは、いま新しい世界に旅立とうとしています。みなさんの目の前には、学問でも、芸術でも、文化でも、スポーツでも、限りない魅力をたたえた、広大な世界が広がっています。今まで、高校で学んできたことは、それらの世界につながる、入り口の部分にすぎません。自分の興味や関心を伸ばし、可能性を開花させるのはむしろ、これからだと言って良いでしょう。
 皆さんは、65回目の卒業生として桜美林高校を巣立ってゆきます。3の資質を備えたオビリンナーとして、さらなる成長を遂げてもらいたい。

 1 建学の精神に基づいた国際人として、異文化を理解する力を高める
 2 自主自律の精神をさらに磨く、
 3 隣人愛を忘れずに、社会のために役立つ人間となる
  
 3つの資質は、日々生かされている私たちの人生のあり方を考える上で、桜美林高校での学びとつながっているのです。対人関係を築くことに悩んできた人。また、ハンディキャップを抱えながら、頑張ってきた人もおります。3年間の桜美林高校での学びと生活を生かして、明日からは、この3つの資質にさらに磨きをかけて下さい。一人一人が、多様性を認め合える、より豊かな内面に裏打ちされた社会の一員として成長してくれる事を期待します。桜美林学園の創立者、清水安三先生は、グローバルやボーダーレスという言葉が存在しなかった94年前、グローバルな視点に立脚した真の国際人教育を中国で実践していたのです。桜美林高校は、これからも一人一人の個性を尊重し、多様性を認めあえる学校として教育に当たります。

 アラブの春やウクライナの問題等、いま発展途上の国々は、大きく変わりつつあります。古い政治体制は崩壊しましたが、新しい体制は、まだ未成熟で不安定です。皆さんが大学生となり、やがて社会人となって、現実の世界に直面する時がやってきます。その時、自らの力で判断し、自らの力で行動を選択することができるようになるために、大くの事を学び、共に切磋琢磨して下さい。未来を担う皆さんが、日本だけでなく、世界のステージで活躍することを願って、卒業生へのはなむけの言葉と致します。

(桜美林高等学校長  大越 孝)

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