2025年度さくらプロジェクト東北支援活動

2026年3月23日

お知らせ

高校

3/20(金)〜3/22(日)さくらプロジェクト東北支援活動

今年も3月の「さくらプロジェクト 東北支援活動」が始まりました。

東日本大震災の時から、15年が経ちました。
桜美林高校では2014年度から3月末に高校生の有志が東北に赴き、支援活動を行ってきました。2018年度からは「さくらプロジェクト」を立ち上げ、支援活動の枠を超えて、防災の学びなどを取り入れた活動をおこなっています。コロナ禍の時期には、やむを得なく訪問を諦めたこともありましたが、毎年多くの生徒たちが参加し、現地の高校生と共に学び、ボランティア等の体験をしています。

今年も3月20日(金)~22日(日)の日程で、本日から3日間、宮城県の多賀城市、石巻市、名取市を中心に現地での活動、研修をおこなっています。

1日目は、多賀城高校の災害科学科の生徒さんとの交流会を行いました。
町田駅周辺の災害シュミレーションゲームを行い、その後、多賀城津波伝承まち歩きに参加しました。震災時の記憶がない世代が、どのように次世代に伝えていくのか。次なる災害を見据え、自分たちに何ができるか。考えることは山積みです。

3月21日(土)、本日は強風のなか、ハードなスケジュールとなりました。震災遺構大川小学校では、語り部の只野さんから河川津波の怖さとあの日、ここで何があったのか、を中心にお話ししてもらいました。大川小学校では、当時校庭に避難した児童たち74名、教員10名が犠牲になりました。実際に遺族の方から直接、大川小学校でお話をいただく事の重さ。その後の移動のバスの中で、それぞれ感じたことや思ったことを言葉にしました。
次に向かったのは、震災遺構荒浜小学校です。津波の高さを表した観音像や、その周辺の住居跡から、ここに町があり、人の生活があり、それらが一瞬にしてなくななったことがわかりました。
その後、名取教会では防災士の太田さんからお話をいただき、災害時にとるべき行動を学び、考えました。荒井牧師からは、写真を通した伝承の可能性と難しさをディスカッションしました。

夜の会では、ここまでの旅で感じた、「何でだろう?」「どうして?」「もやもやする」「納得いかない」など、様々な気持ちを言葉にして、共有しました。


3月22日(日)3日目になりました。
朝6時台に防災士の太田さんと合流し、朝の日和山に登りました。あの日、津波は日和山の高さを越え、襲ってきました。松の幹にその時の傷が残っていました。
その後、慰霊碑へ移動し、黙祷を捧げ、ゆりあげ港朝市へ向かいました。
ゆりあげ港朝市では、さくらプロジェクトの団長と副団長を中心に、班長以下が太田さんの指示でそれぞれのお店でお手伝いを開始しました。
お手伝い後、清掃活動をみちのく仙台ORI☆姫隊と一緒に行い、その後はゆりあげ港朝市の櫻井理事長から講話を頂きました。
朝市の後半は、自由時間兼、ランチタイム。お手伝いに入った店舗にご挨拶に行くと、皆様温かく迎えてくださいました。

その後は、名取の伝承館で名取市の過去、現在、未来を学びました。
最後の訪問先は、千年希望の丘です。ここでは、小中学生のガイドの方から未来を見据えた復興のお話を頂きました。
自分たちよりも若い世代からも多くの刺激を受け、帰路につきました。
今度は自分たちが町田から発信者になっていきたいと思います。

このさくらプロジェクトの活動は、多くの方々からのご支援やご協力があって可能である、ということを改めて感じる東北への旅となりました。
皆様に心から感謝いたします。